【気を付けたい1つ目】絶対避けたい5つの話題
実は私たちは日常の生活の中で避けて通っている話題がいくつかあります。
タクシーなどでも避けた方がよいネタとして、昔から次の3つがありますよね。
- プロ野球
- 政治
- 宗教
プロ野球も自分の贔屓チームファンと同じと分かれば、いろいろ話してもそうでなければ遠慮しますよね?
残り2つも同様です。
基本的に、家族であっても「他人は自分とは違う考え方をしている」前提でこれらの話題を避けて通っているわけですが、SNSも同様。
特に企業アカウントはなるべく多くの方にフォローして欲しいはずなので、「嫌われない」ことが大切です。なので上記3つは避けた方が良いですし、それに加えて最近のSNSでは次の5つのネタは避けた穂が無難です。
- 政治(関連するネタすべて)
- 宗教(ポジティブな話題もNG)
- 性別についての話題
- 主語を大きくしない(代弁者にならないようにしましょう)
- スポーツチームのネタ(プロ野球は代表的)
ちなみに私もフォロワーは3,000人ほど持っていますが、上記5つの情報発信で「ファン」になって頂いた方は一人もいないアカウントなので、ほぼ触れません。
【気を付けたい2つ目】スマートフォンからの投稿は避ける
会社支給のスマートフォンであっても、スマートフォンからの投稿は避けましょう。まして会社支給のスマートフォンがなく、個人のスマートフォンを使う会社の方も実際には少なくありませんよね。
間違いなくやめておきましょう。個人のアカウントで「ちょっとしたオフザケ」を投稿したつもりが、会社公式に投稿した…などの可能性を生む可能性があります。
ネクストソリューションズは公式のSNSアカウントはありませんが、過去に所属した会社ではTwitter(現X)の「中の人」を担当していました。
その時は、ヒアリハットにならないために、業務時間中に会社支給のパソコンのみで投稿をしていました。
【気を付けたい3つ目】議論はしない
そして一番大切なことは、「議論をしない」ことです。
Twitter(現X)などもTLに流れてくるメッセージを見ていると「自分と考えが違うな…」という場面、多くありますよね?
それは当然です。先のプロ野球の話だって日本であれば12球団あるわけなので、ある球団のファンがいれば、必ずそのチームのアンチもいます。
自分と考え方が違うことは自然のことです。これ、家族や仲の良いひとたちとの話し合いの場でも同じです。自分と考え方が違うからといって、自分の考え方に改心させるようなことをすればどうなるか?
言わなくても分かりますよね…間違いなく人間関係が壊れてしまいます。仮に議論をする場であっても相手を否定して、自分の正当性を証明するような議論は避けましょう。
ましてSNSはTwitter(現X)であれば、基本140字でのコミュニケーションです。議論を行うにはあまりに情報数が少なすぎます。
SNSでの議論は避けましょう。また自分から議論になりそうなテーマの投稿も、「落としどころ」も決めずに投稿することは避けましょう。
攻撃的なリプライを受けた場合の対策方法
ただし、どれだけ気を付けても、攻撃的なリプライや、あるいは避けた方がよいジャンルに誘導するかのようなリプライを受けることもあります。
その場合は「感謝」「謝罪」を送って、先に伝えたように「議論」にならないようにしましょう。
- 気を悪くしたのであれば、その件について謝罪
- 違う考え(議論)に持っていかれそうであれば「異なる意見、考えについて感謝」
これだけを伝えて、それ以上は話を膨らませないことです。
会社公式アカウントはお堅い内容が良いのか?
と、ここまで炎上対策について解説してきました。
下記、総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、SNSの使い方として、ほぼ「見てるだけ」の方が多いというデータがあります。
つまり企業の公式アカウントのご担当者様も、普段はLINEを除くSNSで積極的に情報発信をしている方は、確率的にはまだまだ少数派と考えられるので、SNS投稿に慣れていないだけに、「炎上したくないから当たり障りのないことだけ投稿しよう」という考えになっても仕方がありません。
ですがこれはおススメしません。当たり障りのない投稿は炎上はしませんが、同時に拡散力もほぼ持ちません。
SNSはマスメディアなどでは得られない情報なども求めて、様々な方が利用しているのは事実です。拡散力、影響力のあるアカウントは大なり小なり、テレビなどのマスメディアが扱わない情報を扱っています。
そして「多少のオフザケもある面白さ、エンターテイメント性」も重要です。これは投稿を継続していく中で「慣れていく」ものです。当記事でお伝えしたように、避けた方がよいネタには触れない、スマートフォンでの投稿を避ける、議論をしないこの3つに注意を払いつつ、まずは投稿する側が「楽しむ」ことがアカウント成功のためのコツだと思います。